No.03 癌患者の生存率は、約1年で20%


 

悪性神経腫瘍になると、全身が黒くなり、脳でさえも黒くなりいずれ壊死する。
三ヶ月から一年間生きる生存率は、20%。すなわち、1年間で80%の癌患者が亡くなっている。
テモゾロマイドで陽子線療法を行うと、生存率が12ヶ月から2ヶ月延長され、14ヶ月に伸びる。
紫外線・X線・ガンマ線等電離放射線は、発ガン性を持つことは周知の事実である。

陽子線療法が従来の癌治療の中心。
重粒子線療法が現代の癌治療の中心
ホウ素中性子捕捉療法(BNCT)が将来の癌治療法になるのか?

アルファ線は紙で遮断される。
中性子は水で遮断される。
ホウ素中性子捕捉療法とは、ホウ素をつけた癌細胞に中性子が集中するのを利用している。
しかし、人間の体は水なので、中性子が深部まで届かないのが弱点である。
原子炉からの中性子は早い速度なので、水のブロックを使って、速度を遅めている。(=低速中性子)
現在は、水ブロックの量を調節することにより、低速から中速の中性子に変えることによって、体の深部まで届かせている。